ひょんな事から空に浮かんでいる雲を超能力で消す方法を知ったその日に試してみたら、雲を消すことができた。この方法を知人にも教えたところ、同じことができた。この経験を通じて、雲を消すまでに要する時間は人それぞれであったが、常識的にいうと奇跡と思われるようなことも、正しい方法さえ知っていれば、誰にでもできるということと、教えることに対する喜びを学ぶことができた。１０年ほど前のことである。

　この当時、科学重視派だった私は、これを切っ掛けに見えないことに対することに興味を強く持ち始めたのであった。そして、遠方にある雲を消す力は、気功師が使っている気のエネルギーと同じものではないのかと考えた。そこで、どうせなら気に関する道のプロ中のプロから学ぼうと思い、先生を探すことにした。そこで、現代医学では難しいと思われる病に対しても克服することできる先生のところに入門したのである。気の達人である舩井幸雄先生が推薦される人達の中の一人でもあった。

　この先生の下へ、１０年近く通った。ずいぶんと長い期間であったが、気のエネルギーが強い人/弱い人、成長が早い人/遅い人、健康な人/どこかが悪い人の違いを把握したり、様々なことを実験するのに必要であった。
　また、並行して、「気・血・水(リンパなどの体液)」を全身へ運ぶ通路である経絡に着眼した気経絡調整師の資格をとりつつ、テラヘルツ量子波エネルギーを活用した最前線の療法や、ツボや臓器の関係などの体理学、「食は命なり」と提唱した健康長寿法の食養を学んできた。
　この他に、医者の気功師の下での学びもあった。この先生も、舩井幸雄先生が推薦される方である。更に、知る人ぞ知るヒーラー達との出会いもあった。
　
　高級な自動車が購入できるくらいのお金がかかったが、貴重な体験をさせて頂いた。幅広い分野を学んだ後に、振り返ってみると、それぞれは重要な理論であるが、これらの関係を説明する体系がないことに物足りなさを感じた。何故ならば、人体は、臓器、筋肉、骨、気、血、水(リンパなどの体液)などの集合体で、しかも、これらが相互に作用しあいながら活動しているからには、この相互作用の視点で「目には見えない気の世界」を説明されているものが見当たらなかったからである。これを理解した人がヒーリングするのと、何も知らない人がヒーリングするのとでは結果がかわってくる。言葉では説明しがたいが、例えるならば、子供に作るおにぎりを母が美味しく食べて欲しいと願いながら握ったものと、コンチクショーと思って握ったものとではエネルギー的に雲泥の差がでるのに似ているのかもしれない。

　そこで、気功術・ヒーリングの基本部分に関する研究結果やノウハウをテキストとして纏める事とした。当方が１０年近くかけて通った道を数年、あるいは数か月で辿りつけるよう願いを込めて作成した次第である。ご興味のある方は購入頂けたら幸いである。

■ページ数
　２３ページ（A４サイズ）

■注意事項
　他言厳禁、SNS等へのアップも禁止させて頂きます。
ご購入後、守秘義務が伴いますので宜しくお願い致します。

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